この記事では、IPアドレス制限の設定手順について説明します。
この機能でできること
IPアドレス制限を有効化すると、指定したIPアドレスまたはIPアドレス範囲からのみサービスへのアクセスを許可できます。社内ネットワークやVPN経由のアクセスに限定することで、不正アクセスのリスクを低減できます。
前提条件
必要な権限: 管理者
IPアドレス制限の機能が契約に含まれていること
許可したいIPアドレスの事前把握(オフィスの固定IP、VPN出口IPなど)
仕様の要点
IPアドレスは最大100個まで登録できます
IPv4 / IPv6 に対応しています
単一IPとCIDR表記(例:
192.168.1.0/24)の両方で指定可能です有効化時は、操作中の管理者自身のIPアドレスを許可リストに含めることが必須です。設定画面に「現在のIPアドレス」が表示されます
IPアドレス制限を有効化する
1. 設定画面を開く
サイドメニューから「セキュリティ」を開き、「IPアドレス制限」をクリックします。
2. 「有効」を選択する
画面上のラジオボタンで「有効」を選択します。「IPアドレス許可リスト」セクションと「現在のIPアドレス」の表示が現れます。
3. IPアドレスを追加する
「IPアドレスを追加(N / 100)」ボタンをクリックし、許可したいIPアドレスを入力します。
IPアドレス欄: 単一IPまたはCIDR表記で入力(例:
192.168.1.100、192.168.1.0/24)メモ欄: 該当IPアドレスの識別名を入力(200文字以内、任意)
「現在のIPアドレス」に表示されている値を、下記のいずれかの形式で必ず含めてください。含まれていない場合は保存時にエラーとなります。
- 現在のIPアドレスをそのまま記入する
- 現在のIPアドレスを含むCIDR範囲を記入する
4. 保存し、有効化を確認する
画面右上の「保存」ボタンをクリックします。確認ダイアログ「IPアドレス制限の設定を有効にします」が表示されるため、内容を確認した上で「保存」をクリックします。
保存と同時に、許可リスト以外のIPアドレスからのアクセスが直ちに制限されます。
許可されているIPアドレスを追加・削除する
IPアドレスを追加する
IPアドレス制限画面を開く
画面下部の「IPアドレスを追加(N / 100)」ボタンをクリックする
IPアドレスとメモを入力し、「保存」ボタンをクリックする
IPアドレスを削除する
削除したい行の右端にあるメニューボタンをクリックする
「削除」を選択する
画面右上の「保存」ボタンをクリックして反映する
現在のIPアドレスを許可リストから削除して保存しようとすると、エラーとなり保存できません。ご自身がアクセスできなくなることを防ぐための仕組みです。
IPアドレス制限を無効化する
1. 設定画面を開く
サイドメニューから「セキュリティ > IPアドレス制限」を開きます。
2. 「無効」を選択して保存する
ラジオボタンで「無効」を選択し、「保存」ボタンをクリックします。確認ダイアログで「保存」をクリックすると、IPアドレス制限が無効になります。
無効化しても、登録済みのIPアドレス許可リストのデータは保持されます。再度有効化した際に以前の設定をそのまま利用できます。
許可リスト外のアクセス時の表示
許可リストに含まれないIPアドレスからアクセスした場合は、以下のメッセージが表示され、サービスへのアクセスが拒否されます。
許可されていないIPアドレスです。管理者から許可されていないIPアドレスからアクセスしています。詳しくは管理者にお問い合わせください。
よくある質問
Q. 現在のIPアドレスが表示されません
A. クライアントIPを取得できない状態ではIPアドレス制限を有効化できません。ネットワーク接続を確認し、ページを再読み込みしてください。解決しない場合は、サポートまでご連絡ください。
Q. CIDR表記とは何ですか?
A. 複数のIPアドレスをまとめて表す表記方法です。例えば 192.168.1.0/24 は 192.168.1.0 から 192.168.1.255 までの256個のIPアドレスを表します。オフィスネットワーク全体を許可したい場合に利用します。正確なCIDR範囲は社内のネットワーク管理者にご確認ください。
Q. 同じIPアドレスを複数登録できますか?
A. できません。同じIPアドレスを複数行に入力して保存しようとすると「重複しています」のエラーが表示されます。
Q. リモートワークの従業員にもアクセスさせたい場合は?
A. VPNを介してオフィスネットワークに接続してからアクセスしてもらう、またはVPNの出口IPアドレスを許可リストに追加する方法があります。サービス側では接続元のIPアドレスごとに許否を判定します。

